happy ocean(M)
色鉛筆で描かれた優しい色の濃淡、伸び伸びとした線による海の世界を表現したじゅうたんです。手描きによる色と線のかすれ、ぶれ、ふぞろい。人の手元から生まれる「ゆらぎ」を、糸に柔らかな濃淡を生み出す「かすり染め」や、ループとカットが不規則に混ざる織りと仕上げの技術「チップシャー」等を用いて、自然に再現しています。
※お使いのモニターやディスプレイ環境により、実際の色味と異なって見える場合がございます。
[ この製品の製法 ]
手刺(てさし)
手織緞通の量産化を図った製法です。原寸大の製作図面を基布に転写し、フックガンという専用の工具で羊毛を打ち込み、刺繍のようにじゅうたんを織っていきます。職人が工具と一体になり、図面に対して正確な動作を行うと共に、常に一定の力で高密度に羊毛を打ち込んでいくには、修練による高い技術を要します。
[ 素材について ]
主原料となる羊毛は、上質なニュージーランド産羊毛とイギリス産羊毛です。選び抜いた複数種を、剛直性、弾力、柔軟性、肌触り等の観点から、各製品に最適な割合でブレンドします。その後、自社の染色工房で堅牢に染め上げ、スチーム処理で撚りを調整したオリジナルの糸が完成。糸専門の職人が各製品用に仕上げます。
共同開発 / デザイナー
- minä perhonenミナ ペルホネン
- デザイナーの皆川明により1995年に設立(設立当時はminäとして活動、2003年よりminä perhonenとなる)。オリジナルの図案によるテキスタイルを作るところから服作りを進める。国内の生地産地と連携し、素材開発や技術開発にも精力的に取り組む。
https://www.mina-perhonen.jp/