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[ この製品の製法 ]
手刺(てさし)
手織緞通の量産化を図った製法です。原寸大の製作図面を基布に転写し、フックガンという専用の工具で羊毛を打ち込み、刺繍のようにじゅうたんを織っていきます。職人が工具と一体になり、図面に対して正確な動作を行うと共に、常に一定の力で高密度に羊毛を打ち込んでいくには、修練による高い技術を要します。
[ 素材について ]
主原料となる羊毛は、上質なニュージーランド産羊毛とイギリス産羊毛です。選び抜いた複数種を、剛直性、弾力、柔軟性、肌触り等の観点から、各製品に最適な割合でブレンドします。その後、自社の染色工房で堅牢に染め上げ、スチーム処理で撚りを調整したオリジナルの糸が完成。糸専門の職人が各製品用に仕上げます。
共同開発 / デザイナー
- 千住 博Hiroshi Senju
- 日本画家。1958年東京都生まれ。1987年東京藝術大学大学院修了。1995年第46回ヴェネツィアビエンナーレ東洋人初の名誉賞(イタリア)。2017年メトロポリタン美術館(ニューヨーク)に収蔵され、常設展示。イサム・ノグチ賞。2018年「高野山金剛峯寺襖絵完成記念千住博展」。活動は国際的で多岐にわたる。作品は日米の主要美術館に収蔵。2007~2013年京都造形芸術大学学長、現在京都造形芸術大学教授。
https://www.hiroshisenju.com/